はじめに

「私人見知りで接客とか絶対無理だから…品出しやろうかな…」 と考えている方にどうしても伝えたい!
実は、人と接するのが苦手な人ほどレジ打ちがオススメです。
「なぜわざわざ接客を?」と疑問に感じた人見知りの皆さんに、今回はスーパーのレジ打ちを3年勤めた僕が「人見知りほどレジをオススメする理由」を3つ紹介します!
接客パターンが限られている!
スーパーのレジで話す内容は
・「いらっしゃいませ」
・「お預かりいたします」
・「◯◯円頂戴いたします」
・「◯◯円お預かりいたします。」
・「◯◯円のお返しとレシートです」
・「ありがとうございました」
・「またお越し下さいませ」
基本これだけです。
セリフ数でいえば脇役どころかエキストラです。お客さんは誰一人あなたのことを気に留めていませんし、多少言葉遣いを間違えても責める人はいません。
(居たとしたら、それは誰にでも言う暇な人です。)
はじめこそ緊張しますが、何だって最初は緊張するもの。一人一人の接客時間が短く、喋る内容も決まっているレジにおいて、人見知りは実はそこまで苦になるものではありません。
品出しの方がコミュニケーションが必要!
ただ黙々と商品をバックヤードから棚に陳列するだけのイメージが強い品出しですが、実は品出しの方がコミュニケーション力を要求されます。
品出しは他の従業員と連携を取り合いながら作業を進める仕事です。お客さん対応は少ないですが、一緒に働く従業員とのコミュニケーションが欠かせません。
ここで接客に苦手意識を持っている方は「いや接客よりマシでしょ…」と考えることでしょう。では、ここで少しリアルな話をしますが一度想像してみてください。
レジにとってヘイトが向くのはやはりお客さんです。そしてレジ員が嫌うお客さんは、共通認識であることが多いです。「お客さん」という敵が一致しているレジ員には、ある種の一体感が生まれます。
対して品出しはどうでしょう。バックヤードと店内を行き来する中で、ヘイトは同じ従業員に向けられます。 「作業が遅い」「接しにくい」などといった感情が、行動に現れてあなたに降りかかるかもしれません。
人見知りほど、人が何を考えているか気にしがちな面があります。だからこそ、何百人という大勢を相手に接客をし、「相手が何を考えているのか」など考える隙を自分に与えないのも一つの手なのです。
接客スキルが身につく!
レジの接客はパターン化されていると言いましたが、それでも続けていれば接客が様になりスキルとして身につきます。
ホテルマンのような完璧な接客とまではいかないまでも、今後社会に出る上で困らない程度の接客が出来るようになります。
人見知りだからこそ、ケムッソをひたすら倒してレベルアップしていく感覚で、簡単なレジ打ちをこなして接客に慣れていきましょう。
1年もすればオコリザルなお客さんにも堂々と対応できる、がんじょうな忍耐力が手に入りますよ。
【番外編】これだけは注意!

ここまでレジのバイトがいかにオススメかお伝えしてきましたが、一つだけ注意してほしい点があります。
それは、「危険なストーカー気質の客」です。
僕は男なので困ったことはありませんが、やはり若い女性のレジ員だと目をつけられてしまいがちです。
自分の身を守るためにも、警備員がいるスーパーかどうか、名札やレシートにフルネームが記載されはしないか、応募する前に確認しておくべきです。
もし本当に困ったらバイトなので辞めてしまって構いません。こういう客に対して、店は絶対にあなたの味方をしてくれるはずです。最後に

はじめてのバイトはやはりとてつもなく緊張します。
僕も最初は緊張しすぎてお客さんに励まされるレベルでした。しかし、お金が稼げるとその分遊べるようになるし、接客に怖い思いをしなくなります。
人見知りの皆さん、ぜひ一度簡単なスーパーのレジ打ちを検討してみてはいかがでしょうか!
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