はじめに

「駅チカ」という売り文句があるように、駅徒歩圏内の物件は言わずと知れた魅力があります。
しかし、中には部屋探しをするにあたって、「駅チカ」を諦めざるを得ない方もいるでしょう。
僕もその一人で、会社に近い物件に決めた結果、駅からの距離は徒歩25分…。とても駅から近いとは言えません。
とはいえ、実際に住んでみなければ「駅から徒歩25分」が不便なのかどうかはわかりません。そこで、今回はそんな物件で半年間暮らした僕が「駅から遠い物件のメリットとデメリット」をご紹介します!
これから一人暮らしを検討されるという方、「駅チカ」を妥協するか迷っている方、ぜひ参考に読んでみてください。ではどうぞ!
メリット

家賃が安い
僕のような社会人一年目にとっては、嬉しいメリットです。駅チカに人気が集まる一方で、駅から離れている物件はそれだけ家賃が抑えられる傾向にあります。
地域差はありますが、僕が今住んでいる部屋の家賃は総額で約34,000円です。駅チカの物件よりも1〜2万円前後安くなります。
家賃は毎月払っていくものになるので、年間で見積もると大きな差になっていきます。
自転車なら不自由なし
駅から徒歩25分と聞くと、なかなか行くのも大変そう…と思うかもしれませんが、実際にはそうでもありません。
「自転車」さえあれば、10分程度で行くことが可能です。
夏の暑い日に25分歩き続けるのは大変ですが、自転車なら快適に駅まで向かうことができます。
駅が遠いからといって、必ずしも行動範囲が狭まるわけではなく、実際に僕も休みの日には自転車で駅まで行って遠出をすることもあります。
静かな住宅街で落ち着ける
駅の周辺は人が集まりやすく、居酒屋の多い地区だと夜も賑わっています。しかし、いざ生活するとなると、少し落ち着きに欠けるかもしれません。
一方で、駅から離れていると辺りは家ばかりの住宅街です。夜遅くに騒ぐ人もいませんし、そもそも人の声が聞こえてきません。
家ではゆったりくつろぎたいというインドアな方には、大きなメリットと言えるかもしれません。
良い運動で健康的に
学生の頃は部活動に励んで毎日のように身体を動かしていた方でも、社会人になると急激に運動不足になってしまうケースも少なくありません。
僕自身、高校を卒業した時から運動する機会が少なくなり、社会人になった今ではデスクワークが中心の運動不足人間となってしまいました。
一人暮らしをすると食生活も荒んできます。駅からの距離を日々の運動に取り入れることができれば、健康的な生活を送ることにも繋がります。
ちなみに僕は出来ていません…。
デメリット

雨の日は動けない
メリットもあれば、勿論デメリットもあります。先ほど駅から離れていても自転車があれば不自由がないと言いましたが、それは晴れの日に限ります。
雨の日は車を持たない限り、一気に行動範囲が制限されます。わざわざ傘を差して駅に向かう気にもなれず、せっかくの休日を急遽家でゴロゴロすることにシフト変換することもやむを得ません。
ちなみに晴れていても基本ゴロゴロしています。
飲んだ帰りも大変
駅から離れていると飲んだ帰りも一苦労です。大抵飲みに行こうとなったら、栄えている主要駅に集まります。
そうなると、自然と駅に向かう必要がありますが、お酒を飲むことが決まっているので自転車も使えません。
行きはタイミングが合えばバスを利用することもできますが、帰りは確実に最終バスを逃しています。若干頭がぼーっとしている中で、25分も歩き続けなければなりません。
意外と空元気で乗り切れたりもしますが、女性の場合夜道を一人でとなると正直危険です。
街灯が少なめで夜が暗い
直前の繰り返しになりますが、やはり夜が怖いです。駅から離れていると街灯も少なく、おまけに人通りもあまりありません。
男の自分でもビビってしまう暗い道もあったり、急に飛び出てくる車に身の危険を感じることもあります。
コンビニが近くにあれば、そこがスポットライトが照らされたように輝いて見え、安心感を覚えたりします。
パーキングが近くにない
家族や友人が家に来てくれた時に、近くに車を停められる場所が無く困ることがあります。大抵パーキングは駅の周辺にあり、人が集まりにくい場所にはなかなかありません。
仕方ないので駅近くに停めてもらい、歩いて家に向かうしかないですね…。
雨だったらさらに一苦労ですが、仮に自分が車を持っていれば解決できる問題です。話が逸れますが、正直車が欲しいです。
僕の出した答えは…

駅が遠いことのメリットとデメリットを挙げましたが、僕の出した答えは「社会人なりたてならオススメ!」です。
やはり、一番は「お金」ですね。家賃を抑えることが手っ取り早い節約にも繋がります。一人暮らしなら大都会で無ければ大抵会社の近くに家を借りると思います。
働き始めると電車に乗る機会も少なくなるので、まずはお金を貯めて「車を買う」のもアリです。
おわりに

最後は個人的な欲が出てしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
皆さんが満足の行く部屋選びが出来ることを応援しています!ではまた!